新年のご挨拶

 新型コロナウィルスの感染問題が厳しく例年とは異なる新年をお迎えになっておられることと思います。

 昨年は年初からのコロナ禍で、東京五輪・パラリンピックの開催が1年延期されるなど、人々の社会・経済活動は大きく制限されました。人々や国・地域の間に見えない「壁」を築かれているようでした。

 この制限の中ではありますが、(一社)エネルギー・環境グローバルコンソーシアム(以下、GCFENという)はSNSの交流ツール活動を最大限に活かして活動して来ました。2020年の主な業務は以下の通りです。

●日中省エネルギー・環境総合フォーラムにおけるMOUの締結

 2020年12月20日に日本経済産業省、一般財団法人日中経済協会と中国国家発展改革委員会、商務部が主催する第14回日中省エネルギー・環境総合フォーラムにおいて、GCFENは中国山西省投資促進局と「戦略的協力に関する覚書」、国家電力投資集団・湖南核電有限公司と「水素エネルギー分野の協力を促進する覚書」、またGCFENの関連企業であるCMIは吉林省国際能源投資有限公司とは「新エネルギー利用を高め、水素エネルギー分野の協力拡大に関する覚書」を締結しました。これらのMOUに基づき、2021年には日中の企業間協力をさらに深化させる所存です。

●水素化社会の構築に向けた中国現状の報告書作成

 GCFENは、特にこの4、5年は、中国における水素化社会の構築に向けた中国政府・地方政府及び企業の取組を現地での交流等を通じて調査し、日中の企業・団体がビジネスベースで協力する機会を増やすべく支援してまいりました。その一環として、2020年6月から数回に分けてGCFENのホームページに水素報告書を掲載しました。

 水素報告書は、中国の最近の水素社会構築に向けた成長目覚ましい取組を、水素の製造から運搬・貯蔵、燃料電池等での利用に至るまでを詳細に紹介しており、中国市場への展開の参考としていただければ幸いです。

●山西省政府との協力

 2020年2月には、中国山西省政府の代行として、第16回国際水素・燃料電池展で山西省政府の展示ブースの設営と運営を担当しました。

 石炭中心のエネルギー・産業構造から水素エネルギー社会やバイオ医学、新材料、人工知能等の新しい産業クラスター主体へ転換を図ろうとしている山西省内の団体・企業の活動を紹介し、山西省政府の日本企業・団体との協力の意向を広く知っていただく機会となりました。今後具体的な協力案件の創成に向けて、山西省政府の活動を支援します。

 2020年10月には、オンラインでの「2020中国(太原)国際エネルギー産業博覧会」(以下、「山西博覧会」)が開催されました。山西博覧会は山西省政府、中央政府商務部、科学技術部、国家能源局が共催するエネルギーの国際的な展示会です。GCFENは山西省政府の要請を受けて、バーチャル展示ブース(日本館)への参加を各団体・企業にお願いしました。その結果、一般財団法人日中経済協会殿、埼玉県殿他、37の国内の有力団体・企業のご協力をいただきました。日本の水素、省エネ、環境、余熱利用、安全安心農業、再資源化、医療及び介護分野などでの中国へのビジネス拡大に寄与することを期待しております。

 山西省は日本とエネルギー分野や、製造業、農業、及び人材育成などにおいて数十年に亘って日本との友好な関係を保っておりますので、GCFENとしても友好関係をさらに深化すべく努力する所存です。

●複合材料WEB講座の実施

 GCFENは、2020年2回にわたり、国内技術者を対象とした「複合材料WEB講座」を開きました。講師陣は、長年にわたって複合材料の研究や開発・製造に携わっておられる方々で、基礎から応用まで幅広い内容で構成され、設計・製造の場ですぐに役立つオンライン講座です。

 今後、ご要望に応じ再度配信する予定です。また、他の分野でのWEB講座も準備しているところです。

 2021年は、これまで積み重ねた実績と経験を基に、さらなる具体的な協力案件形成に向けて利用しやすいプラットフォームを提供するよう努力してまいります。

 今後とも、ご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

以上

中国(太原)国際エネルギー産業博覧会(バーチャル)

複合材料WEB講座予告編

MENU