中国 EV充電設備は1,188.4万台

   2024年12月に天津で開催された「2024中国自動車充電エコ大会」で発表されたデータによると、2024年10月現在、中国電気自動車の充電と電池交換の設備保有が1,188.4万台で前年同期比49.4%増加した。その中に公共充電ステーションが339.1万台、前年同期比34.3%増加し、個人保有充電設備が849.3万台、前年同期比56.4%増加した。

   中国電気自動車充電設備促進連盟は同大会で発表した「2023~2024中国電気自動車充電施設発展年度報告書」によると、中国においては、充電サービスネットワークはほぼ整備ができた。今後、政策支援の下で充電と電池交換ステーションネットワークを質の向上に、また各地方の充電施設の運営管理とユーザの充電体験を通じて産業全体のグレードアップを目指すようになる。

同報告書によると、現在、中国は充電技術およびビジネスモデルのイノベーションを積極的に推進し、充電と電池交換の急速化、大出力充電、スマート充電、無線充電、移動式充電、太陽光発電・蓄電・充電ステーションの一体化など様々なパターンで発展している。新エネルギー車と電力網の間のエネルギー・情報の流れの双方向のインタラクションの実現を目指してサポート体制を構築する。

   充電の安全性については、充電施設の安全防護を強化するために強制執行国家標準「電気自動車導電性充電システムの安全性要求」、「電器自動車給電設備の安全性要求」を公布し、充電施設の標準化と経営の標準化を図っている。また、各地方政府が充電施設の整備と経営の法制化にも力を入れている。

報源:北極星電力網、科技日報などGCFEN整理

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