河北省の再生可能エネルギーの発展

　河北日報によると、河北省はエネルギー生産と供給の安定化、また秩序のある発展を確保するため、積極的に対策を行っている。 2021年末、河北省の再生エネルギー発電量は882億kWhで、系統連系設備容量は5,859万kWhとなった。また河北省は風力、太陽光発電の設備容量5,467.6kWhで中国1位、屋上分散型太陽光発電モデル県の登録が計37県で中国第5位となっている。

　2021年末、河北省の再生エネルギー発電量は882億kWhで、系統連系設備容量は5,859万kWhとなった。また河北省は風力、太陽光発電の設備容量5,467.6kWhで中国1位、屋上分散型太陽光発電モデル県の登録が計37県で中国第5位となっている。　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　出典：国際能源網

図 万里の長城の張家口市崇礼区エリア

　河北省が新エネルギーの発展を総合的に計画する2025年までの目標を明確にした。2022年の新エネルギープロジェクト規模は約5,000万kW、再生可能エネルギー設備を2025年までに倍増し総規模11,400kw以上、投資額3,300億元以上を保障することとした。

　水素エネルギー産業チェーンの発展も河北省がリードしており、水素産業チェーンの年間生産額は100億元となった。水素製造プロジェクト5件、水素ステーション15基の建設、水素燃料電池の輸送バス334台投入し、保定市では大型水素燃料トラック約100台を運営する。

　張家口市では北京冬季オリンピック大会前に、グリーン水素の生産能力17トン/日を実現し、大会期間中に水素燃料電池自動車710台の水素需要を満たした。

　河北省は「14次五カ年計画」期間に、張家口市で水素製造プロジェクト計画11件を推進する予定との計画である。

情報源：河北日報、国際能源網によりGCFEN