蘇州中車氫能 鉄道車両用単基400 kW級燃料電池システムを出荷

   蘇州中車氫能動力技術有限公司(以下、「蘇州中車氫能」)は6月6日、単基400 kW級燃料電池(FC)システムを出荷したと発表した。

   この高出力FCシステムは鉄道車両の電源として利用され、鉄道用燃料電池技術の導入拡大が期待される。同FCシステムは210 Lの高圧水素タンクを28本搭載し、水素貯蔵量140 kgは中国最大規模となった。

   蘇州中車氫能は中国中車株式有限公司と江蘇省張家港市政府の共同出資により創立された。軌道交通、新エネルギー車、大型トラック、物流車などでの中国中車株式有限公司の強みを生かして、FCシステム及びコア部品の開発と生産、有機ハイドライドによる水素貯蔵技術の開発、水素エンジンの利用などに取り組んでいる。

情報源:新能源網、当代能源、蘇州中車氫能HP、GCFEN編集

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