新疆、金融から新エネルギーの発展促進

   天山網によると、新疆ウイグル自治区（以下「自治区」）発展改革委員会等の政府機関が連名で「新エネルギー及び省エネ炭素削減プロジェクトに利息補助で支援するモデル業務の展開に関する通知」（以下「通知」）を発表したと伝えた。これは新エネルギー及び重点分野で、融資の利息補助の方式で省エネルギー・CO2削減プロジェクトを奨励し、推進するものである。内容は以下となっている。

   支持する範囲について：

• 年の自治区の新エネルギー発電プロジェクトリストに含まれた電源・電網・負荷・貯蔵一体化プロジェクト、多様なエネルギーの相互補完方式によって建設するプロジェクト、及び年内に建設計画の太陽光発電、風力発電プロジェクトである。
• 1万トン（標準炭）以上）が2022年内に着工する省エネ・炭素削減技術改造プロジェクト（省エネ量は1,000トン（標準炭）以上、かつ省エネ効果は実施前の5%以上）。

   「通知」は利息補助について以下のように明確にしている。

• 10万kW当たり10万元に利息補助を行う。
• 500万元の融資範囲に利息補助するとした。その内容は、省エネ・炭素削減に関する技術改良を実施した結果、エネルギー消費が先進的なレベルに達した場合である。

   なお、上記2項目を同時に実施する場合には、両方の利息補助を受けられる。

• 10万kW当たり20万元の利息補助を行い、省エネ技術改革プロジェクトに対してはその年の融資の3%に対する利息を補助する。

   また、建設規模100万kW以上のプロジェクトは年内に60%以上の建設、建設規模50万~100万kWは、年内に80%以上、建設規模50万kW以下は年内に完成が必須条件となっている。

情報源：天山網等よりGCFEN編集