中国最大の化学工業由来副生水素蓄電所が建設

   先日、浙江高成緑能科学技術有限公司(所在地:浙江省長興経済開発区)と営創三征(営口)精細化工有限公司(所在地:遼寧省営口市)が、遼寧省営口市で水素蓄電所プロジェクトを建設する契約書を締結した。

   このプロジェクトの総出力は10,000kWで、中国最大の化学工業由来副生水素蓄電所となる。建設は2期に分けて実施され、第1期は2,000kWの水素蓄電所を建設する。この水素蓄電所の発電システムは主に燃料電池スタックと水・熱管理サブシステムで構成され、水素から電気への変換効率は58%を超える。また、廃熱回収システムによる有効発電出力は1,300kW以上、電力と熱エネルギーの相互補完による総合エネルギー利用率は90%以上になる見込みである。

   2,000kW水素蓄電所の24時間連続運転を可能にするため、営創三征(営口)精細化工有限公司が生産するグリーン水素を、精製後貯蔵せずに燃料電池に供給して発電する。

   同水素蓄電所の耐用年数は15年以上で、燃料電池は最大60,000時間の寿命がある。年間発電量は約1,600万kWh(330日*24時間で計算)で、電気代1,000万元以上(営口市工業園区の2021年度の電力販売価格で計算)と、CO2排出量1.2万トン以上を削減するとしている。

   浙江高成緑能科学技術有限公司は2006年に設立され、主に燃料電池発電システム、燃料電池スタック、貴金属触媒、備蓄用電池と水素製造設備などに取り組んでいる。

情報源:中国電力網、網易網、北極星電力網などによりGCFEN編集

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