テスラ上海工場の納車実績

   中国乗用車協会(CPCA)のデータによると、2022年1月~7月テスラ上海工場の納車台数は累計32.3万台で、そのうち20.6台が中国国内市場向けだった。

   テスラの発表によると、上海工場は設備のグレードアップによって生産能力が75万台/年になり、テスラ傘下の最大工場となった。

   テスラの中国進出は、先進的な産業理念、プロセス、基準を中国に導入し、中国の新エネルギー自動車産業のイノベーションを促進した効果あり、また電池、モーター、電気制御系統、自動車部品などの国際への進出を推進している。

出典:新華社

図  テスラ上海

   テスラは、世界の持続可能エネルギーへの転換をさらに加速させるために、世界規模で自社の充電ネットワークを他社の電気自動車所有者に提供すると表明した。2022年6月現在、テスラは中国内陸部に1,200のスーパー充電ステーション、8,700基以上のスーパーチャージャーを設置し、出先充電スポットを1,800基、出先総合ステーション700ヵ所に協力している。

   中国の新エネルギー乗用車の販売量は、2022年上半期に世界市場の59%を占めた。CPCA事務局の崔氏の話によると、主に中国の新エネルギー自動車需要が高まっているためである。

   電気自動車の許認可制度は、中国の新エネルギー自動車の市場形成を醸成しており、グリーン生産、グリーン消費だけではなく、「グリーンモビリティ」も理念として定着しつつある。

情報源:中国新聞網、北極星電力網などによりGCFEN編集

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