泰山鋼鉄集団の水素ステーションが稼働
人民網によると、5月23日、山東泰山鋼鉄集団有限公司(以下「泰鋼集団」)の水素ステーション(以下「泰鋼水素ST」)が稼働しはじめた。
山東省が企画する「氢進万家」モデル事業プロジェクトで初めて稼働するのが泰鋼水素STである。
泰鋼水素STは35MPa型で済南市に設置されている。泰鋼集団の副生水素を利用し、水素輸送タンクローリー車を使用して山東重工集団グリーン製造園区、莱蕪区の公共交通公交中枢、済南市南部山区、韓倉公共交通ステーション等半径150kmの範囲に水素を供給する。
水素充填能力は1200kg/日(12時間)で、PASの水素精製能力は1000Nm³/h、コンプレッサーの処理能力は800Nm³/hで、タンクローリー車への充填能力945 kg/日(12時間)である。PSA 1機、水素充填機2機、コンプレッサー4機、水素貯蔵タンク等を含め、採用する設備はすべて中国国産のものである。
泰鋼集団の副生水素能力は1.9万トン/年であり、水素ステーション建設は同業界副生水素利用のモデルにもなるだろう。
報源:人民網、GCFEN編集