中国 太陽光・水素・エネルギー貯蔵の一体化事業

   2021年8月18日、中国の国家能源投資集団陝西電力有限公司と陝西省咸陽市秦都区は太陽光発電、水素製造、エネルギー貯蔵を一体化する事業「以下(本事業)」を契約した。

 情報によると、本事業は投資額20億元(320億円、1円=16元)、容量300MWの分散式太陽光発電設備、容量300MWhの新型集中式エネルギー貯蔵発電所、水電解水素生産及び充填能力500~2000Nm3/hが設置される。また水素ステーション等の建設も対象となる。

   国家能源投資集団は水素関連事業に力を入れて行動している。2021年6月に国家能源集団国能運輸技術研究院は四川栄創新能動力系統有限公司と協力協議書を交わし、共同で水素動力技術創新センターを設立し、運輸分野の水素の動力技術研究を行うこととした。

   同6月、傘下の国華能源投資有限公司が山西美錦能源股份有限公司と協力協議書を締結した。双方は以下の5項目で協力を展開する。

   1)グリーン水素サプライチェーンの建設

   2)水素インフラの建設及び運営

   3)燃料電池自動車を運営するフラットホームの構築

   4)総合的なスマートエネルギー分野の協力

   5)エクイティ投資

情報源:勢銀能鏈よりGCFEN編集

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です