水素産業を促進する中国地方都市の新政策

   2022年1月24日、嘉興市は「水素産業発展を推進する財政補助金の実施細則」の通知を発表し、燃料電池自動車、水素ステーション及びその建設等の水素産業分野、水素重点分野の創新奨励に対する補助金の条件とそのサポートについて以下のように示した。

  •   燃料電池車の購入に対し、国の奨励標準を参照し、補助金の応用を広める。
  •   水素ステーションの建設に対する補助金。

 水素ステーション建設を2025年末までに完了し、関連許可証を取得した水素充填能力500kg/日以上の固定式及び総合水素ステーションに対し、設備投資の20%、最高金額は400万元までの補助金を給付する。

  • 水素産業分野へのサポート
  • 総投資1億元~5億元の水素産業のコア部品あるいは最終製品(開発投資含まず)プロジェクトに対し、設備投資額12%、最高金額は2,000万元の補助金を交付する。
  • 総投資5億元以上のプロジェクトに対しては設備投資額の12%、単一 プロジェクトに4,000万元以下の補助金を交付する。
  • 燃料電池分野へのサポート
  • 型燃料電池のモデルプロジェクトに対し、設備投資額の20%、300万元以下を補助する国の総合奨励評価基準に基づいて、国内モデル都市の水素自動車に応用する燃料電池コア部品を奨励する。
  • 分散。
  • 建設が完了して稼働開始した燃料電池プロジェクトに対し、発電量に対して0.1元/kWhを3年間補助する。単一プロジェクトの補助金は50万元以下である。
  • 水素重点分野の創新に対する奨励
  • 建設が完了した省レベルの水素装備製造産業創新センターを奨励し、前年度の関連要件を満たす開発費用を支出する場合は、支出費用の10%を最高1,000元まで補助する。
  • 優れた人材チームへの奨励として最高1億元までサポートし、リードするチームは条件によってA類1,000万元、B類800万元をサポートする。 

   財政部、工業と情報化部、科学技術部、国家発展改革委員会、国家エネルギー局が燃料電池自動車のモデル応用上海都市群を承認しているが、嘉興市は浙江省で唯一承認された都市である

情報源:勢銀能鏈、GCFEN編集

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