北京冬季五輪の水素利用
2022年北京冬季オリンピック大会(以下「北京冬季五輪」)が開催されている。
北京冬季五輪組織委員会は、今回の冬季五輪大会に燃料電池自動車1,000台以上を導入し、水素ステーション30ヵ所が稼働する世界最大規模の燃料電池自動車の利用となっていると公表した。
トヨタ自動車は北京五輪の協賛パートナーとして選手の移動などのために2205台の車両を提供し、その内140台の新型水素燃料電池車MIRAIもあると中国で注目されている。トヨタによる北京オリンピック・パラリンピックへの車両提供は、中国が進めるNEV(New Energy Vehicle=新エネルギー車)普及を支援する一環とも考えられる。
北京五輪の水素事業に参入する一部関連企業を以下にまとめた。
表 2022年北京冬季五輪に参入する水素関連事業の企業(部分的)
情報源:勢銀能鏈、GCFEN編集