中国初の電子ビーム法による都市汚水処理モデル事業

　北極星水処理網によると、中国初の電子ビーム法による都市汚水処理モデルプロジェクト（以下「本プロジェクト」）が成都市で落札された。

　本プロジェクトは清華大学と中広核核技術発展股份有限公司が自主開発した電子ビーム法による特殊廃棄物の処理技術を採用し、汚水処理規模は1万m³/dで、処理後の水質指標（COD、BOD5、アンモニア窒素と総リン）は「地表水環境脂質標準（GB3838-2002）」Ⅲ類水域標準を満たし、その他の指標も「四川省岷、沱江流域汚染水排出標準」の都市汚水処理場の「工業園区集中式汚水処理場」排出標準を満たす。

 出典：科技日報

図　中国初電子ビーム法による都市汚水処理場イメージ図

　紹介によると、このプロジェクトは従来の処理法より、安全、安定的、グリーンで高効率、低コストである。

　また、すでに、電子ビーム法による特殊廃棄物処理技術の応用分野が開拓され、捺染廃水、医療廃水、医療固体廃棄物、製薬廃水、石炭化工業コークス廃水などの分野でモデルプロジェクトを建設している。

情報源：北極星水処理網。科技日報網などによりGCFEN編集