山西省呂梁市100台大型水素トラック正式走行

   2023年12月29日、山西省呂梁市において第2回の100台大型水素トラック(2世代)の走行式が山西鵬飛集団有限公司で行われた。

   山西省呂梁市は2022年11月に1回目の100台大型水素トラック実証実験を行い、データによると、1年間で総走行距離800万km超、CO2排出削減は1万1,000トンとなり、空気浄化効果は約1億6,000㎥であると鵬飛集団の幹部が紹介した。。

   紹介によると、今回の式典で走行した2世代大型水素トラックは、山西鵬飛集団有限公司が生産したもので、

   第1世代の大型水素トラックの性能に比べて、燃料電池の出力は125 kWから135 kWに、リチウム電池の蓄電量は100Wから120W、水素貯蔵タンクの貯蔵量は38kgから55kgに、航続距離は350kmから650kmになり、水素消費量は走行距離100kmで9㎏まで減量され、また製造コストが1台あたり32万元減少したなど、300項目ほど全面的に改善したとPRしている。

   山西省呂梁市は近年、カーボンピークアウト及びカーボンニュートラルの実現に向けてチャレンジしており、水素産業の高品質発展を重視している。特に、大型水素トラック運用は中国の商用車運用のモデルとなっている。

情報源:新浪財経、北極星能源網等に基づきGCFEN編集

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