中国初70MPa燃料電池バスを展示会に出展
「2020北京国際道路輸送・都市公共バス車両及び部品展示会」が11月18日、北京で開幕した。
バス車両製造業の代表的メーカーである福田欧輝客車社は、BJ6460EVBA自動運転バス、BJ6129都市型バス、次世代スクールバスBJ6116、及び70MPa水素燃料バスBJ6122等の4つの新車種を出展した。
70MPa水素燃料バスBJ6122は中国初のもので新エネルギー車両のベンチマーク的なものとして存在すると評価されている。同社が開発した自動運転技術や新エネルギー等の新しい技術成果も披露された。
展示会に出展する70MPa水素燃料バスBJ6122
この70MPa水素燃料バスBJ6122はは低温技術を利用しており、−35℃でエンジンは正常に駆動できる。また航続距離は1,198kmである。水素燃料電池バスは35MPaから70MPaにするのに伴いシステム設計、燃料ボンベとそのバルブ、アナログ/デジタル(A/D)設計、車両部品開発・製造等で多くの技術革新が行われたとのことである。
70MPa水素燃料バスBJ6122の成功をきっかけに今後、中国の水素ステーション、保圧関連、業界基準などの普及および水素燃料バスの発展を加速することとなる。
情報源:中国氢能与燃料電池月報、商用車新網より整理、GCFENが作成