液水輸送の報道、中国では2,500 km の長距離輸送に完成

 12月2日に中国情報ネット・北極星水素網に液水の長距離輸送が成功したという記事が掲載された。液水の生産地は内モンゴル自治区鳥海市で、消費地は広州市であり、下図に示したように、二者の距離が2,500kmある。輸送量、運搬方式等の詳細情報はオープンされてない。
 中国では水素輸送の安全規制が厳しいなか、この長距離輸送があり得ないというネット上のこの議論もある。

 液水の生産、輸送の事業主は鴻達興業株式有限公司(本社:広東省広州市、以下「鴻達興業社」という)であり、1995年12月に広州市で発足し、2004年6月に深圳市証券交易所(ShenZhen Stock Exchange)で上場した。主業務は、水素の製造・販売・利用、土壌改良・環境修復エンジニアリングサービス、PVC、医療包装材料、レアアース関連材料の開発・製品製造等である。

 11月19日、鴻達興業社はフランスAir Liquide社傘下のAirLiquide杭州有限公司と水素液化の分野で協力する意向書に調印、交換した。

北極星水素網、鴻達興業社HP等よりGCFEN整理作成

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