中国江蘇省初のオンサイト水素ステーションが建設開始
12月21日中国の報道により、江蘇省は初めてのオンサイト水素ステーション及び燃料電池実験室プロジェクトを塩阜市の新エネルギー自動車産業園区で建設開始した。
本プロジェクトは長江デルタ新エネルギー自動車研究院から技術を提供、サポートし、東風設計研究院が設計する。
プロジェクトの土地利用面積は3,400㎡で、総投資額は1,200万元(1元=16円で換算、約1.9億円)である。建築物屋上の1MW小型太陽光発電を利用して水素ステーション内において水電解により水素を生産する。これにより、エネルギーとして水素の経済性、水素の貯蔵・輸送の安全性が効果的に解決されると考えられる。設計上、水素生産能力は200kg/日で、水素ステーション能力は500kg/日、燃料電池システムは120kWの試験、検測設備を設置する。2021年第1四半期末に稼働する予定である。
今後、塩阜市は大規模に再生エネルギーを利用し、クリーンな水素を生産するために良い経験を積み重ねることとなる。
情報源:塩阜大衆報報業集団によりGCFEN編集作成