佛山市水素、充電、太陽光発電が一体化した総合ステーション試運転開始


 Hydrogen Energy POP1月21日の報道によると、近日、佛山市初の水素充填、充電、太陽光発電機能が一体となった順風総合水素ステーションが試運転を開始した。

 順風水素ステーションは佛山市順徳区に位置し、現状では水素源不足があるが、正式に運行すると毎日80台の水素公共バスに水素充填が可能でそれが緩和され、地域の水素ステーションネットワークの構造改善が期待されている。

 順風水素ステーションはガソリンスタンドを改造したもので、総投資1,300万元(約2.1億円)で、水素充填能力は1000kg/dである。同時に、このステーションは太陽光発電装置と充電柱一体化しているため、太陽光発電の電力は構内及び電気自動車充電に使用され、残りの電力は国に売電することもできる。

 順風水素ステーションの建設は佛山市の水素エネルギー産業チェーンの中で水素充填分野を強化し、水素エネルギー事業の発展を促進していく。同時に、佛山市の中国の燃料電池自動車モデル都市の申請にも助力している。特に中国国内のガス会社が水素事業への参入に新たな道を切り開いた。

 佛山市は既存のガソリン(ガス)スタンドなどのインフラ施設を利用し、引き続き、土地条件に合う場所で水素、ガス、ガソリン、電気一体化総合エネルギー供給ステーションを建設する予定。

情報源:Hydrogen Energy POP  GCFEN編集

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