青島美錦新エネルギー商用車製造センター事業が生産開始

   美錦能源集団は、中国山西省で発足した民間会社であり、発足当時はコークス生産、貨物輸送、及び石炭ガス供給等が主業務であった。その後、山西省で「美錦工業団地」を整備し、コークス、鉄鋼、マグネシウム精製、電力・熱供給、石炭化工等の事業を拡大している。ここ数年では水素エネルギーの供給・利用への取組み、広東省水素燃料電池バス製造メーカーの買収(メジャー投資主となる)、揚子江デルタ地域や山東省内で水素事業を展開している。

   青島美錦水素科技園では「新エネルギー商用車製造センター」、「水素エネルギーコア設備製造センター」、及び「科技インキュベーションセンター」の3事業を企画している。2020年4月に着工した新エネルギー商用車製造センター事業は、事業計画では主に乗用車、大型・中型・小型トラックを製造としており、初期計画では新エネルギー商用車を年間5,000台生産するとしている。

出典:青島新聞網

   1月28日、青島美錦新能源汽車製造有限公司(所在地:山東省青島市)は、青島真情バス集団有限公司に最初の水素燃料電池バス50台を交付した。これらは青島市西海岸新区内の中国初の5G水素燃料バスモデル路線に導入され、また、青島美錦が運営する固定式水素ステーションは青島初で、水素充填能力は1,000kg/日となっている。

情報源:香橙会研究院、青島新聞網 GCFEN編集

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です