ボアオ・アジア・フォーラムは完全にグリーン電力の供給整備

   このほど、2022年度南方地域のグリーン電力取引が広東省と海南省で行われた。今回の取引対象は主に中小型電力販売代理企業及び補助金政策を受けられない新エネルギー発電企業となる。8つの市場主体が協議の形式で約327kWhのグリーン電力の取引意向書を交わした。

   海南電網公司と電力取引センターの計画の下で、ボアオ・アジア・フォーラム※(以下「本フォーラム」)2022年会場を管理するボアオアジアフォーラムホテルが太陽光発電企業と100kWhのグリーン電力の取引を成立させ、2022年の会場ではグリーン電力使用100%の実現を保障するとした。

   フォーラム会場全体でグリーン電力を使用するのは初めてとなり、「グリーン開催」の理念に応える形となった。

   海南電力取引センター市場企画部の担当者によると、今回のグリーン電力取引は石炭の使用減少効果は約300トン(標準炭)、CO2排出約750トンを削減し、電力販売代理企業のグリーン電力取引メカニズム構築の模索、海南自由貿易港のグリーン発展の支援となる。

情報源:北極星電力網、南方電網報などによりGCFEN編集

 

※注:ボアオ・アジア・フォーラム(博鰲アジアフォーラム、略称BFA、会場は中国海南島東海岸の瓊海市に位置する博鰲に固定されている)は、中国に本拠を置く非営利国際組織。スイスのダボスで開催されている世界の政治家・財界人・知識人が集まる国際会議(ダボス会議)を主催する世界経済フォーラムにならい、中国政府の全面的支援を受けてそのアジア版を目指して構想された。設立日の2001年2月27日にはアジア25カ国とオーストラリアの計26カ国が参加した。

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