中国 電気自動車の電池交換を迅速化する事業開始

   2022年9月、中国石油は中国石化、上汽集団、寧徳時代及び上海国際汽車城集団との共同投資で上海捷能智電新能源科技有限公司(以下「新会社」)を設立した。

   新会社は電気自動車バッテリーのレンタルサービス業務を中心とする電池交換技術の開発・普及、運営管理、ビッグデータサービス等の展開、電池交換産業の標準化プラットフォームを構築していく。

   業務展開の第一歩としては電動自動車メーカー全車種をカバーする電池交換型電気自動車を発売する予定との発表である。

出典:SAIC-HP

   中国石油に所属する販売会社は、これまでに北京、四川、広西など20余りの省・自治区・市に203基の充電、電池交換ステーションを建設している。

   「第14次5カ年計画」の後期には充電・電池交換ステーションを1,000基以上建設し、将来的には充電・電池交換業務をさらに強化して電池交換産業の標準化を推進するとしている。

   電気自動車の電池交換は10分でフル充電済の電池を取り換えられ、充電の待ち時間が大幅に短縮され、電気自動車の外出が安心で便利になるだろう。

情報源:中国科技網、北極星電力新聞網などによりGCFEN編集

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