世界最大出力16MWの洋上風力発電設備製造完了
2022年11月、中国が自主開発した16MW洋上風力発電設備(以下「当設備」)が、福建三峡海上風力発電国際産業パークで製造された。
当設備は三峡集団と金風科技股份公司が共同開発したもので、ロータ直径252mと出力は世界最大で、タワーの高さは146m、コア部品の技術開発において重要な成果を収めた最軽量の風力発電設備である。
また、風力発電設備の運行監視システムをデジタル化し、台風などの悪天候での運転を自動調整して発電設備の安全性および高効率発電を確保する。
当設備は定格状態の運転時に一回転で34.2Kwhを発電し、年間の平均発電量は約6,600万kwhである。これは3人家族3.6万軒の1年分の電力供給ができ、グリーン発電であるため年間で標準炭約2.2万トンの節約、二酸化炭素排出量は約5.4万トン削減できる。
情報源:北極星電力網 GCFEN編集